カッパドキア
カッパドキアでバイクレンタル
街のバイク屋に4件聞き込みして
平均8h=150リラ(2800円
一軒目の宿に聞いたが回答無し
二軒目の宿に移った際
オーナーに頼んだら120リラと即答
その場でスグに電話してくれて
2時間後に宿までお迎え
オフィスに連れてかれて
パスポートと国際免許証の控え取り
その場で返却、預かり無し
デポジットも無し
ついでに良いのか悪いのか
保険も存在無し 笑
貸し出されたスクーターは中国製の
外装がバキバキに割れた車体
擦り傷どころじゃなくてもうバッキバキ
一応乗車前にゴープロで割れてるとことか
チェック
スタッフの対応は悪くもなく良くもなく
で、出発!
まぁ、前々日からバスで同じ様なルートを
走っていたので分かってはいたけど
序盤の2キロくらいは石畳のゴツゴツ
ボコボコ道路だ
原チャリで走ると余計その道の悪さが
体感できる、、バイクぶっ壊れるんじゃ
ねーのかよ?ってくらいにボコボコ
でも、このエリアが短い事を知っていたので
そこだけは2.30キロでノロノロ安全に
そこを抜けたら走りやすい整備された道路
ブイーン!とグングン進んでいく
序盤の見所は入場料が高いらしいので
サクッとスルー
次のビューポイントまで
着いた先は見所のビューポイント
ここは無料だし見晴らしの良い絶景ポイント
一個見終えて、さて次へ
途中で良い感じの景色を見つけて
少し停車して写真を撮る
よしまた次行こう
メットをかぶって、キーを回し、
スターターボタンを押す
が、
エンジンつかない
は?
まだ1時間も走ってないのに?8時間予約
してるのに?
もう動かなくなるバイク、、
ポンコツなのは見た目だけじゃなかった、、
困った、、というより
やっぱりか、、という気持ち
アタマに来てスグにバイク屋に電話
この際英語がどうだとか関係ない
(とりあえず怒ってるから 笑
『バイク壊れたから代わりのバイク直ぐに持ってきて!!
今いる場所とかのやり取りもメールで
すぐ送った
20分くらいでバイク屋が来た
ベンツの乗用車で、、二人
バカかよ!?
代わりのバイク持ってこいって言ったのに、
まぁ、こいつらが考えるには
素人の客にバイク貸したけど
自分達なら簡単にエンジンつけてすぐ帰れる
とでも思ったんだろう
バイク屋がエンジンに挑戦
つかない、、
でもコイツラは諦めない
キックスターターが壊れるんじゃないかと
思うほどに蹴り倒す
バイク屋のあんちゃんのサンダルが
その蹴りの勢いで吹っ飛んで壊れた 笑
諦めろよ、、
でもまだキックスターターを蹴り続ける
一人がキックスターターを蹴り倒して
もう一人がその勢いでバイクが
ぶっ倒れるのを抑えてるくらいの必死さ
何十回か続けて、奇跡的にエンジンが着いた
ほらみろ 的な顔してる 笑
「エンジンついたからまた乗って行って
は?
バカかよ、、二人がかりで必死になって
エンジンが一回ついただけじゃん
「また、一時間後に
同じ事が起きたらどうすんだよ?
また迎えに来るの?
とりあえず俺はこのバイクはもう信用できないし、嫌いだ!!乗りたくない!
って言ったら
他のバイクはもう店に無いから交換は
出来ないとか言い出す始末
は?バカかよ
「とりあえずほんとにこのバイクは嫌いだ
変えてくれなきゃ。もう乗らない!
負けない勢いで言い返す
そこでやっと折れたバイク屋
「わかったよ。代わりのバイクをなんとか
手配するよ
で、そこからまたバイク屋のオフィスに
逆戻り、、
バカかよ、、最初から代車持ってくれば
戻る必要も無かっただろうよ、、
ほんと呆れる
で。オフィス戻って代車借りるも
鍵がなくてそこからまた待ち
待ち時間に、受付のおねいちゃんに
サンセットの見れる場所を聞いたりして
やっと鍵が来て再出発
二代目はそれなりに順調、序盤の石畳の
デコボコ道もさっきより衝撃が無い
あぁ。やっぱさっきのバイクは
サスペンションも、ボロだったんだなと
その後順調に行ってチラホラ色々いって
日の沈む前におネイちゃんに教えて貰ったらサンセットポイントへ向かう
地図を通りに進むと
そこは砂だらけのオフロード、。、
その道はATVバギーとか馬がよく走ってる道
まあ、原チャリでも行けんだろと突入
それが全然だめ、。
タイヤが砂に滑って潜って話にならない
原チャリって色んな国で改造されて
大きな荷台運んだり、二三人乗りのシート
付けて走ってたりと
実は相当にポテンシャルの高い乗り物だと
思ってたが
オフロードだけは話にならなかった、、
その場から早々に撤退しようと走るが
砂に埋もれて、いつ転んでもおかしくない
状況でカッパドキアの谷の中を
20キロぐらいでゆっくりと走る
「ワン!!!ワン!!!!!!
?!?
犬?
野犬?!
5匹?!!!
追いかけてきた!!!!!!
ああ!!!ががががが!!、!
ヤバイこれ!!ガチで危険なパターン!!!
20キロからのフルスロットル!!!!
それでも全然
フルスロットルのエンジン音を
聞いた野良犬たちは更に興奮して
勢いを増して全速力で襲いかかってくる!!
おいーーーー!!
めちゃくちゃ必死で逃げた
途中バランスを崩しかけるもなんとか
持ち直し
舗装されたメインロードに戻ると
犬達は諦めていった
もうなんか最悪、、
バイクは壊れるし
オフロードにはまるし
野犬に追われるし
サンセットはもう時間的に見れないし
返却時間は、まだ残っているものの
諦めてバイクに戻って返した
その話をバイク屋のねえちゃんにしたら
「今日はついてないのね
なんて言われた
まったくだ
なにもないより、話のネタにでもなるなら
これもまたイイかなと開き直って今日は寝る
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