困惑

デニズリのバスターミナルに着いた

ここから温泉街のカラハユットまで行く

ネットで調べていると、

デニズリからその村までの道中が世界遺産の

パムッカレの村があるんだけど

そこで一旦停車したときにツアー屋が

車に乗り込んできてなんだかんだ言って

バスから降ろされて、高額なツアーを

組まされたり、運悪いと乗ってきたバスを

逃して高額なタクシーを呼ぶ羽目になったり

とか、

散々な口コミがあった

はぁ、、気が重いぜ

なんとか気を張って村までのミニバスを探す

ターミナルはめちゃデカくて、そしてきれい

意外だった  ウロウロとターミナルを彷徨う

ミニバスいねー、、

一番下の地下に降りるとローカル用のミニバス待機所があったけど、バス待合所はない？

すると、プップー！とクラクション？！

何かと思ってその先を見るとミニバスの

おっちゃんが車の中から

「バス待合所は上の階だぜ！って

手で合図してくれた、

助かった

待機所に行くと、簡易テーブルを広げた

ミニバスのチケットおじさんがいた

「カラハユット！って行き先を言うと

バスは66番の待合場所だよ、料金は運転手に

と英語で教えてくれた

そしてしばし待つ10分ほど

バス来た！

乗り込もうとすると、見知らぬおじさんが

3．4人やって来て取り囲まれた！？

え？！

「これはカラハユット行かないよ

え？！

「カラハユットはアッチのバスだ！

来い来い！

「連れてってやるから来い来い！

え？！

やばい、これ危ないパターンのやつ、

乗せられたら最後、ツアー屋に連れてかれて

高額なパターンのやつ、、

まじかよ、うぜえ、、

必死に抵抗する、今着いた運転手まで駆け寄って行き先を必死に確認する

と、運転手のおっちゃん

なんか苦笑いで、あっちのバスに乗れと

指をさす、、

お前までグルなのか、、

もう、何かよくわかんなくなって

どーにでもなれと

見知らぬおっちゃんに連れて行かれることにした、でも乗る前に料金の確認、

ココで運良くタダで乗せられて後でイチャモンつけられるパターンも考えうる

『いくら？

「5リラだよ

『は？！さっき配車係のおっちゃんに聞いたら4.5だって言ってたんだけど！

若干困惑とキレ気味な自分 笑

「そういう料金だから、

とおっちゃん

でも、これ逃したら宿にさえ着けない可能性もある

はぁ、しょうがねえ5リラ払うか、、

一通りのやり取りが終わると、

自分をここまで連れてきてくれた

あのおっちゃんは笑顔で去っていった

あのおっちゃん実はタダの良い人だったみたいだ

でもまあ、まだ目的地に着くまで気は抜けないけどな

で、バス出発、パムッカレまでものの15分程度ですぐ着いた

一旦停車するも悪質そうなツアー屋が乗り込んでくることなく、むしろ後ろのローカルな

地元客が

「パムッカレ着いたよ？降りないの？

と心配してくれるくらい平和だった

自分の行き先はもう一つ先のカラハユットだからありがとうと言っといた

で、カラハユットに到着

何事も起こらず無事到着！！

村だ

ちっさいけど商店街があっていい感じだ

飯屋も思ったよりあるし、

宿に荷物置いて、またミニバスで

パムッカレを見に戻った

パムッカレ、ガッカリスポットだと

聞いていたので期待はしてなかったぶん

十分いい感じの場所だったなー

で、宿戻って、温泉ためて何ヶ月ぶりかの

アツアツのお湯に入浴

さいこー