リビブ

リビブ4日目、暇だったのでブラブラ散歩
ウクライナの観光地の旧市街から
4キロ程離れたリビブの駅の近くに来ていた
そこには華やかな旧市街とは全然違う光景が
あった
道路の左右にズラーっと人が並び
シートを敷いてそこに衣類やら
どこから持ってきたのかわからない携帯の電源コード、よごれたぬいぐるみ、使い古しのドライヤー、新品なのか疑わしいフォークや食器類、
どれもこれも新品ではなく使い古した
とても商品とは呼べないコンディションの物ばかり、そしてソレらを売っているのは
年老いた老婆や老人の高齢者が多い
これを日本国内で見かけていれば
蚤の市やフリーマーケットと呼ぶのだろう
だが、ココではそんな陽気な呼び方をして
良いのか正直迷う光景だった、、
ホントの生活の為にお金が必要で
一見ゴミに近いものでも、まだ使えそうなら
いくらかでも売ってお金にしたいという
そんな雰囲気の場所だった
なぜ、そう感じたかというと
その道路にはモノだけではなく
食べ物を売っている人達もいた
やはり狭い道路に人がズラーっと並び
食べ物と言っても、
これもまた道路に並べられていた
ベリーをバケツ一杯分持ってきて、
小分けにして売っていたり
1人1つの小さいシートの上には
大根みたいのを数本置いていたり
細い人参を10本に満たない数で並べていたり
ニンニクの様なものを5.6個並べていたり
きゅうりみたいなのをコロコロ置いてあったり
1.23.,と本数が数えられるぐらいにしか
置いていない
それはとてもモノを売っているという量で置いていない
だが、そのソレを10円や2.30円そこらで売っているのだろう
これもまた売主は高齢者が多かった、
1日にニンニク10個売れたとして
生活の足しになるとは
到底思えないけど
最低限成り立つのか、、
まぁ、道行く人は買って行く人は普通にいるので品質は悪くはないのだろう、
というか見方を変えたら、そんな数本しか
1日に売らないものとは、
よほど手間を掛けて育てたオーガニック的な
野菜なのでは?と思った
ただ単に見ればお世辞にも綺麗とは言えない
陳列の仕方や売り方
でもそれがオーガニック野菜という呼び方を
しただけで、悪くないものに見えてくる
見方、呼び方、捉え方次第で、同じことでも
受け取り方が変わるという不思議
きっと商売が上手い人はコレが上手い





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