インドの人の性格
始発駅からバスに乗ると
一番乗りだったので
座席に座れた、行きが満員バスだったので
ラッキー
出発して何駅か過ぎると子供とおかあさん
子供はアイスで手をべたべたにしながら
食べている、それが自分の目の前で、、
自分は座席にいるけど、その子供は
後から乗ってきたので当然立ちながら
アイスを食べている、既にクリームで
手がべたべただ、、棒付きのアイスでさえ
つまんで食べるとは、、、
その状態で悪路を走るバス
ホッピングしたら子供がバランスを崩して
べたべたのアイスで自分に突撃してくるのが
目に見えて想像できたので席を譲ってやる
その後バスの乗客は乗ったり降りたりと
増えたり減ったりを繰り返して
一つの座席が空いた、
ラッキーと思い座ろうとしたら
違う方向から座ろうとしてきたおじさん
自分の方が乗り順とか近さ的には優先的
だったのだけど、
そこに強引におじさんが座ろうとすれば
強気で負けずに跳ね飛ばしてやろうかと
思ったけど
意外にもおじさんは
どちらが優先的な立場かを理解しているようで、自分に対して席に座る様にジェスチャー
してくれた
これには少し驚いた、
今までの経験からすると
インド人なんていつでもどこでも席や列順
なんて守ることが出来ないと思ってたから
こういう人もいるのか、
そうとなればコチラも強気には出ずに
紳士的に対応した、
自分の方が優先的ですが、
あなたに譲りますよ と
あえて口には出さないけど、
おじさんだということは自分より年上
という点でリスペクトの気持ちを表した
その2
インドの道路
車、バイク、トゥクトゥク、たまに牛、
もっとたまに羊、
クラクションが常に鳴る
いつもごちゃごちゃの道路
いつ事故が起こってもおかしくないけど
さほど事故現場は見かけない
が
今日事故をみかけた、被害者は子犬だ
あんなにごちゃごちゃしてるので
事故など日常茶飯かと思っていたが
路上のインド人からは注目されていた
そんな些細な事故
人間に対しては関係の無いことだけれど、
町のインド人達は何かを感じている様だった
その3
川沿いでゆっくりしていると
猿がちょこちょこと動いていた
コイツら人間が手に持っている
食糧や水、挙句スマホまでとっていくらしい
現地のインド人も一休みして座るときにには
周りを警戒している
インド人のおじさんが2人組川沿いにいた
間食としてバナナをこれから食べる様だ
周りの猿を気にしているが
一瞬目を離した隙におじさんの
後ろに回り込む猿
バナナを食べ始めようとしていたおじさんの
目の前には猿
おじさんもしょうがなくなったようで
猿にバナナを一本あげていた
皮を上手に剥いて食べていた猿だった
その後の猿は喉が渇いたようで
売店のおばちゃんの裏に回り込み
飲み物を奪っていた
やりやがる猿
それでもおばちゃんは怒って木の棒で
追い払う素振りを見せるだけだった
これが日本とか外国であれば
エアガンとかでバチバチ撃って撃退する
事だって容易だ
何故そうしないのか?
インド人の性格が優しいのかな?
その時はそう考えたが、
今になって再度気づいた!
インドでは猿は神の扱いだと
牛も同じリスペクト、(だから牛肉食べない
いくら悪さをしようとも
徹底的には潰されないという矛盾
席を譲る事ができる心のあり方
動物に対しても思いやりがある優しさ
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