ジョージア
ジョージア
トルコtrabzonからジョージアのbatumiへ
trabzonに来た時ににバスステーションで
ジョージア行きのバスの時刻を聞いておいた
聞いたのは有名なMETRO社で
9時半から一時間おきに出ていると言っていたので、オトガルから近い宿だったので
余裕で10時に宿をチェックアウトして
オトガルに向かった
METROのカウンターでチケットを聞くと
40リラ(800円しない) だと言うので払う
ネット調べだと1100円近くで尚且
便が一日一本と書いていたのに
全然現状は違う
で、
「わかった、ちょっと待って
と言って
他のおじさんを呼んだ
そのおじさんが待機しているバスまで
案内してくれた
が、
このバスMETRO社じゃないんだが、、、
METROがいっぱいだったのか?
時刻が合わなかったのか?
面倒くなったのか?
なんだか知らんけど、求めていた
いつもの快適な大型バス
ではなく、、
中型のボロっちいバス、、
まぁ、しょうがない、
これに乗るしかないか、
行先は同じだしな
荷物をバスに入れた後に紙のチケットを
くれと言ってみる
「いらない
と言われる、、
えー、、なんかそれ不安要素
まぁ価格的にもボッテ無さそうだし、いっか
10分ほど待ってすぐに出発
実際チケット持ってる人もいてちゃんと
席を探したりしてたけど
チケット無いから席もわかんないので
適当に座る
バスは走り出してちょこちょこと
街を出るまでターミナル付近で他の客を拾う
その時現金で払っていた人もいたから
座席番号のチケットなんてあまり意味をなさなそうなので少し安心した
目的地までの所要時間は約3:30
すぐに少し寝てしまった
起きると旅路の7割ほど進んでいた
もうそろそろ、トルコとグルジアの
国境だな、
バスの国境超えはもう何十回とやっているので余裕で、
いつもの様にバス車内で
パスポート集めだろうなと思い
用意をしようとしたら
地図上の国境少し前でバスが止まった
そして乗客みんなが降りていく?
ん?ここまだ国境じゃなくない?
何百メートルか手前だよ?
なんだ?なんだ?
よく分からず困惑していると
車載の荷物も全て下ろしている
無論自分のバッグも下ろされている?!
は?!
そして、全てを下ろしたバスは
去っていった、、、
え、、なにこれ?
下ろされた場所は何かの建物で
見た感じは船のターミナルに似た建物だった
ん?もしかして川越えか?海超えか?
地図を見直してみる、も
川や海なんてない
自分が困惑している間に同乗の乗客は
もういなくなっていた、
他のバスからの乗客も同じように
この場で降ろされていたので
その人の流れについていくことにした
建物に入るとそこには
出国審査のカウンターがあった!
はぁ、そういうことか
乗客は一旦降りて出入国管理してから
バスに戻るんだな
やっと理解した
出国審査の列に並び何も無くスタンプを
もらい
見てるか見てないか適当そうな
X線の機械に荷物を通して
ジョージアの入国審査
メガネを外してと言われ
どこに行くか?と聞かれ
batumiと答えて
不意に名前を呼ばれた
きっと、
その名前に反応の有無で挙動を審査するの
だろうと思った
そして難なくジョージア入国!
バスが待ってると思ったので
トイレの時間も取らずに
割りかし急ぎ足で出口まで行く
出口に行くとまだバスは居ない
乗客達が待っているように見えたが
同乗していた乗客の、顔はあまり覚えて
いなかったのでわからなかった
まぁ、バス自体も車体の入国審査あるから少し時間あるんだろう
と思った
でもいつ来るか分からないので若干ソワソワ
もしかしたら、離れた場所に
待ち合わせ場所があるのかどうかも分からないので少しソワソワして辺りをウロウロ
30分くらい待ったのだろうか?
バスは一向に来ない、、
おい、なんだこのパターン、、
早めに行動していたので
おいていかれたはずはない
だが、バスは来ない、
人に聞こうにも、あいにく紙のチケット
は持っていない、、
罠か、、こうなることなら
やっぱり紙のチケットを
ちゃんと貰っておくべきだった、、
危惧していた事が現実になった
そして辺りを見回すと偶然にも乗ってきた
バス会社のチケットオフィスが!
が、誰もいない、、
しばし待つ、
おじさんが来た
聞いてみる
幸いバスに乗ってくる前に写真だけは
撮っておいたので
このバス知らない?と聞いてみる
が、
ココはもうジョージア
言葉が全く伝わらない、、、
なんとか聞いてみると
おじさんいわく、そのバスは
batumiまでって書いてあるけど
実際はこの国境で終わり
だと言った
は?!は?!は?!
それ詐欺じゃねーかよ!
一個手前の町だぞココ?
METRO社じゃなくてチンケな
訳のわからないバス会社の
バスに乗ってしまった事をまた後悔した
最悪ながら状況は掴んだ、
ならどうするか?
「タクシーで行きな
そのおじさんは言う
『やだ!タクシーは嫌いだ!
と自分は返す
国境付近にはタクシーが沢山止まっていて
さっきからやたらと声をかけてきていた
だがこの辺にいるタクシーは信用ならない
「でもbatumiの街に行くバスは無いよ
とおじさんは続ける
はぁ、、
でも時折、乗り合いのドルムシュや
公共バスらしき車がいるのは理解していた
『バスで行きたいんだどうしても
そう伝えると
カードが必要だとおじさんは言う
カードいくら?なの?って聞くと
5ラリだと言う(約180円
近くで話を聞いていた男の人が
バスカードを見せてくれて
カードを買えばバスに乗れると教えてくれた
近くにはバス停とそのカードが買えるらしい
機械があった
だがジョージア入国後ワタワタしていて
まだ両替すらしていないので現地通貨は
持っていない
その事をその男性に伝えると
全てジョージア語だったが
「少し困ったね、両替場所はアッチに
あるけどね、みたいな感じなことを言った
「じゃあこの機械の使い方だけ教えてあげるよ
と言った後、
「そういえば、トルコリラは持ってる?
もしあれなら、10トルコリラでこのカードを
譲ってあげるよ?
と
ん?これなんか怪しい?実は?ん?
瞬間的にこの展開に怪しさを悟って考えた
さっきおじさんに聞いたら
カード5ラリって180円だよな?
たまたま話しかけてきた
今話している男性と
さっき話していたおじさんは
繋がりのあるように見えなかった
10トルコリラでこのカードを買うと
190円
まあ大体違いはないので、
国境付近にいる通貨単位を知らない
観光客狙いの詐欺
ではなさそう
国境付近で財布だしてモゾモゾ両替する
よりも
今、カードを譲って貰ったほうが
話は早いかもしれない
若干の怪しさはあるものの
10トルコリラとそのバスカードを
交換してもらった
その後バスはなかなか来ず、合間に
ジョージア語の挨拶や言葉をその男性から
教えてもらった
15分程待ってやっとバスが来た
その男性は行先は同じじゃなかったのに
バスの近くまで案内してくれた
そして、バスの列に並んでいる他の客に
batumiまで行くのでフォローしてあげて
くれみたいな感じで言ってくれて
自分の身柄はまた他の人に引き渡された 笑
なんという神対応
バスに乗ってカードの使い方なんかを
新しい身柄引受人の若めの兄ちゃんに教わる
なんとラッキーな事にその兄ちゃんは
英語が出来た
イキナリ手助けして貰う手前
なるべく笑顔で彼と話す
ジョージアの事、ジョージアの食べ物
そして一番大事な彼の名前の事
彼の名前はシマギ
なんか日本語の名前にもある様な名前だ
(昨日たまたま読んだドクターカーネギーの
内容に習って、彼の名前にフォーカスして
故意的に名前を呼びかけたコトで
終始良い雰囲気で話すことができた
初対面なのに名前を呼ぶって本当に大切で
有効なコミュニケーションツールだと
再確認できた
話を聞くとシマギはbatumiに住む学生で
トルコの方が安いので
LC WAIKIKIまで服を買いに行ってた
みたいだ
で、バスは30分ほど走りbatumiの中心街へ
降りてお礼を言って去ろうとすると
シマギ(彼は言った
「ホテルの道のり迄送っていくよ
え!?
そんなそんな申し訳無い
一旦断ろうとするが、どうやら実は
彼も同じ方向に行くらしい
どうなるか分からないけど
彼は良い人そうだし
この際案内して貰うことにした
チラッと地図を見せただけでシマギは
大体の場所に連れて行ってくれた
碁盤の目の様なbatumiの街に
なんでそんなに地理に詳しいのかと聞くと
奇跡的に彼の行く場所が
ちょうど宿の裏辺りだったみたいだ 笑
こんなこともあるのかなほんと驚いた
別れ際フェイスブックを交換しようと
言ってきたけど自分はやってないので
とりあえずインスタを教えといた
自分から繋がろうとしてきたそのアクションにホントに怪しくないのだなと思った
入国乗っけから現地人に
ここまで親切にされたのは
初めてでジョージアが楽しみになった
さて、この先どんな事が待っているんだろう
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